去る 2018年2月3日(土)に行われました
!important #07 -伝えるデザイン、伝わるデザイン-
のレポートです。
今回、セミナータイトル「伝えるデザイン、伝わるデザイン」っていうことで私が普段思っていた
「デザイナーさんて大変だなぁ」
っていうのが解決出来るかも・・・という思いももちつつ、スタッフとして参加させていただきました。
会場は クリエイティブセンター福岡さん です!
本日、!important #07 開催!#important07 pic.twitter.com/VhTYX7HQR9
— ウェブ屋のさとーさん@年度末進行 (@taman777) 2018年2月3日
今回も クリエイティブセンター福岡さん に会場をお借りしました。
いつも大変お世話になっております。
今回もありがとうございました!!
自己紹介からはじまりました!
今回の講師 長谷川恭久さん からのご挨拶のあとに
こういったセミナーでは珍しい全員による自己紹介タイムからはじまりました。
自己紹介があると、懇親会前に参加されてる人がどういった人なのかとか背景とかを知れて、今更ながら新鮮です。#important07
— ばなさん (@banashade08) 2018年2月3日
今回は 長谷川さんからのお言葉もあり ありきたりな 「ディレクションやってます」とか「ウェブデザイナーです」 といった抽象的なものではなく
「○○業界のクライアントが多い制作会社で主にウェブのデザインからコーディングまで行っています」
「○○な案件が多くこういったことに困っています」
といった「具体的な職種」および「最近の関心事・悩み事」を話すようにした自己紹介でした。
皆さん、実にいろいろな分野でお仕事されているなぁっていうのと東京から広島から熊本からなど、福岡近郊でない方も多く、!importantの広がりと長谷川さんの人気を伺えるようなものになりました。
今回、30人枠で30人の参加がかなり事前に決まっていたこともすごかったな・・・と思います。
#important07 主催の永野さんから自己紹介 pic.twitter.com/P3r2ycy3bU
— ウェブ屋のさとーさん@年度末進行 (@taman777) 2018年2月3日
自己紹介の最後は !important 主催の 永野さん 。
何を言ったか忘れました(笑) すみません・・・。
伝わるデザインとは
長谷川さんのお話しの中で私が抱いていた「デザイナーさんって大変」に対する具体的な意味がわかりました。
デザイナーさんと言っても職種的に私が関わるのは主にウェブデザイナーさんなのでこの先の表現で「デザイナーさん」と言えばウェブデザイナーさんだと思ってください。
私の誤解 その1
デザイナーさんて 0 か 1 かで仕事しているんじゃないか?
これはどういうことかというと
主にクライアントさんになるんですが、打ち合わせに新しいデザインを持っていって「このデザインどうですか?」ってなるじゃないですか。
それって、同僚の私からしても 「ダメ」 って言われたら立ち直れないな〜って思われてるわけですよ。
それを多少見越して、対抗馬をもう一点作っていっているんですね。
「じゃあ、こっちが良いですか?」って。
人間ていうのは対抗馬が出てくると比較が出来るので
「ああ、こっちがいいね」とか「やっぱり、前の方がいいかな」(どちらかというと)
ってなってくるんですよ。
そこで調整するみたいなところがあって・・・それでいいのかな・・・ってずっと疑問にあったわけです。
私の誤解 その2
たまにするどいお客さんに「ここのバナーはどうしてここにあるの?」って聞かれるときがあるんですよ。
(オレにではないですよ。デザイナーさんにです。)
で、そういうとき私もわかってないから 「 ・・・ なんでなんだろう 」 って思いながら聞いているんですよ。
半分好奇心とか期待もあったりしながら・・・・。
そこで思いもしない回答が・・・。
「じゃあ、こっちに変えます」
クライアントさんも (オレも) がっかりですよ・・・。
申し訳ないけど・・・。
そんなことが疑問・悩み(?)としてあって
今回そんなところの解があればいいなぁっていう思いがありました。
話せるデザイナー
長谷川さんのお話しはとても納得がいくものでした。
「このデザインどうですか?」
ではなかったのです。
デザイン批評のおフレームワーク(お作法)
定義したゴール(課題)の共有、どのデザイン要素の議論をするか明示、デザインが効果的かどうかの判断を伝える。
自分の中での答えを伝えないことで、アイデアが限定されない。#important07— important_yukko@18/2/3は#07 (@important_yukko) 2018年2月3日
定義したゴールを共有がまず大切で
感覚的な「良い」「悪い」は意味がなく
「効果的か」を判断し伝える
批判ではなく、批評する
批評のフレームワークという言葉が印象的でした。
「良い」「悪い」という感覚にはかなり個人差があり
時代背景はそのときの体調によっても変わってしまうもの。
「これどうでしょうか?」
では、「なんでも言ってください!」と言っているようなもの。
感覚的な表現だけにしない質問の仕方が必要。
そうなんですよ!
「どうでしょう」ではサンドバッグになってしまうんですよ。
きちんと説明しないと伝わらないですね。