「スパム判定されたコメントが復活できない」っていう発言を目にしたことがあります。
まぁ、そうなんですよ。
もともとのポリシーがありまして…
※コメント投稿時のスパムコメント対応の煩わしさが原因で作ったものですのでスパム判定されたコメントを保持しておりません。
Throws SPAM Away 過去の readme.txt より
これは Throws SPAM Away の readme.txt に 3.4 まで書いてあった言葉です。
しかしながら…気にはなっていたんですよね。
方式はずっと頭の中にあって、それはずっと温めていました。
温めすぎて煮立ちそうだったので今回形にしました。
ポリシーも曲げましたw
スパム判定コメントの復活 Throws SPAM Away バージョン3.5 リリース
スパム判定コメントの一覧は以前よりありました。
WordPress 管理画面 → メニュー「Throws SPAM Away」→ スパムデータ
こちらのような感じで一覧になります。(最近ほぼないのでわざと作りましたw)
以前から「IPアドレス」でも「エラー判定」でも押せばコメント確認はできたのですが、あらためて「内容確認」リンクを作りました。
押すとコメント詳細が表示されます。
スパムコメントの詳細として「IPアドレス」および Whois 情報へのリンク(ARIN Whoisデータベースへ遷移します)
最終投稿日、投稿記事のタイトル(「TESTS」というタイトルの記事へのコメントです)
最新コメント内容(IPアドレス、ユーザーエージェントおよびコメント欄に記入した名前と内容)が表示されます。
これは明らかに「スパム」っぽいですが、そうでない場合があったとしても以前のバージョンでは復活することができませんでした。
「復活」とは…
余談ですが、「復活」と安易に言葉を選んで使っていますが、厳密に言うと「復活」ではないんです。
Throws SPAM Away はコメントが投稿される前に首根っこ捕まえてスパムデータに入れます(設定によっては入れもせず捨てます)
なのでそもそもコメントとして登録されたことがないんですね。
それでも「復活」という言葉を使っているのは「わかりやすい」からです。
コメントのスパム判定解除
この記事上で「復活」と言っていますが、機能的に作り込み段階で「復活」という言葉を使うのは違和感があったため、使っていません。
コメント内容の画面の一番下に「スパム判定を解除」というボタンを付けました。
確認してスパムではないと判断したら「スパム判定を解除」するという流れです。
実際に押してみると…
このように「スパムコメント」としては存在しなくなり「コメント」として復元したことがメッセージでわかります。
「記事を閲覧する」を押すとその記事に飛びます。
テストしすぎて汚いですが、一番下に今回解除したコメントがあることがわかります。
まとめ
人によってはまったく利用しないかもしれませんが、Throws SPAM Away を使うことをためらう原因がこれなら…もう心配いりませんので使ってみてくださいな。
同一IPから複数スパム投稿した場合、最新から解除していけばすべて解除できなくもないです。
ただ、複数スパム判定されている人の投稿にスパムでないものがあるかっていうはなしでもありますね(笑)
書いた記事を読みながら思いました。
「解除」だけじゃなくてスパムコメントの削除ボタンもあったら確認しながら消すこともできるか…
リスト上からは今も消せますが、詳細確認して削除できると効率いいかも…
それだと普通のスパムコメント入れられたのと同じ作業するよね…
それも嫌だね。