2019年に秋葉原で開催され参加することができた Backlog World。

2020年には一度中止となりましたが、 Backlog World 2020 “ONE” re:Union となりオンライン開催。

そして、Backlog World 2021、今回ははじめからオンラインでの開催となった初めての Backlog World でした。

ここまでオンライン番組を何度もやってくれていてどんどん盛り上がりながらまいりました当日です。

ここまでも大変がんばっていたスタッフさんに敬意を評しつつも、期待がものすごい高まりを見せ、迎えた当日でした。

https://jbug.info/backlogworld2021/
Backlog World 2021 公式サイト

2021年3月13日(土) 13:00 開催!

Backlog World 2021 旅 ~Journey~ オンライン

今回は connpass での申込みで、Youtubeライブ配信で行われました。

connpass 申し込み画面、終わってみれば参加者は全部で547人!!ものすごいイベントでした。

Backlog World 2021 【公認】同時試聴会が Clubhouse で配信されていました

今回も私はいつものスタイル 〜

Youtube を別画面で出しながら、スピーカーで音を聞き…

TweetDeck でハッシュタグを追いながら、自分のアカウントでツイート

で行こうと思っていたのですが、事前にTwitterでこんなものがあることを知りまして…

参加しながら、こっちも聞きながら行こうかな〜という感じで考えていました。

が、Backlog World 2021 が始まり、ツイートしている中でこの Clubhouse の方への返信を書いてみたところ…、みやひろさん(@hiro_38)から「一緒にお話ししませんか」とお誘いをいただき、スピーカーの方へ上げていただきました。

そこから6時間、Backlog World 2021 が終わるまでご一緒させていただくことができました。

一人で参加したオンラインのセミナーでも、こうして裏(?)でセミナーについて雑談できるっていいですね〜。

あらたな発見でしたし、楽しさを知ることが出来ました。ありがとうございました!

講演中は無言で聞き入ったりすることも多かったのですが(笑)

普通のオフラインでの参加でもこういうことはないので新鮮でよかったです。

かっぱえびせんを貪るときだけミュートにして「ボリボリボリボリ」とやってましたw

Backlog World 2021 開催!!

運営委員長 中道 一志さん(@ici_mici)の宣誓からはじまりました!

ここまでがんばって来た運営の皆さまには頭が下がる思いです。

この時点ですでに感動していました(笑)

ここから

基調講演

基調講演からすばらしかったです。

ワークスタイル・トランスフォーメーション というタイトルで

株式会社キャスター 石倉 秀明さん(@kohide_I)のご登壇でした。

多様な働き方をする人がいるチームで成果を出すために仕事を変化させること

この言葉は、タイトルでもある「ワークスタイル・トランスフォーメーション」を定義するものです。

集合型ワークスタイルから分散型ワークスタイルへ

働く場所(職場・リモート)、働き方、雇用形態、フリーランス、他社の人など様々な人がいるチームで働くことについて大変興味深い内容のお話しをいただきました。

私自身、1人で会社をやっているわけですが、ときにすでに出来上がっているチームであったり、寄せ集められたチームであったり…に参加してプロジェクトを遂行するということもあります。

これからは参加するときの意識が変わりそうです。

コミュニケーションを「見える」ようにする …これはその場にいなかった人にだけでなくいた人、自分にとっても認識違いがないかなどの確認になりとても重要なことだと思いました。

いろいろな人が参加しているということはタイミングもバラバラということで、これからはその中でのコミュニケーションを考えることが大変重要だということを再認識させていただきました。

大変ありがとうございました!!

・・・

もう、基調講演でお腹いっぱいな感じもありました(笑)

休憩入ってくれてありがとう〜こんな気分ですw

Clubhouse の方でも「まだ、基調講演だよね!?」みたいな感じでこのイベントのずっしり感を噛み締めていました。

そして、この後全体で6時間、もつのだろうか・・・・そんな空気も分かち合っていました。

Go To Eat キャンペーンを支えたプロジェクトマネジメント

休憩をはさみ、次は Retty株式会社 常松 祐一さん(@tunepolo)のご登壇でした。

さわやかですね〜

Go To Eat キャンペーン …私自身は利用する前に緊急事態宣言があり、たしか一度だけしか利用できていないのですが、このプロジェクトの要件って聞いただけで冷や汗が出そうな内容でした。

「やるよ」は知っていたけど、いつからかわからなかった…スケジュール

怖いですね〜

一番、なるほど!参考にしよう!と思ったのはここでした。

「情報を1箇所に集めオープンにする」

Slack 1チャンネル、議事録 Google Doc 1ファイル、設計書 Google Spreadsheet 1ファイル…

そうすることで、すべてが検索できる、追える。

そこにしか情報がないのでそこを探せばいいようになる。

ほかにもプロジェクトの優先順位や持ち場を超えた協力体制をはじめに決めることなど、これからのプロジェクトで参考になることばかり…

この内容はバイブルになるかも…

ありがとうございました!!

PJメンバーで共有する「プロジェクト憲章」ことはじめ

そして、このあと、株式会社サービシンク 名村 晋治さん(@yakumo)のご登壇でした!

名村さーーーん!ピューピュー

知っている方が出ると声援が出ます。1人部屋の中なんですけどねw

プロジェクト憲章 作ろうと思った!

プロジェクト憲章 …

具体的な内容に落とし込む

1. プロジェクトの目的
2. プロジェクトのゴール
3. プロジェクト概要、作業範囲
4. 前提条件・制約要件
5. ハイレベル要求事項
6. 予算
7. リスク
8. 要約マイルストーン
9. ステークホルダー(利害関係者)をリスト化
10. プロジェクトマネージャーの名前

こういうことをまとめをプロジェクト開始時に作ることが大事ですね。

こういうことをはじめに決めることでメンバーが迷わない環境を作れそうな感じがします。

相手が理解するまでが共有です。

正論は正解ではない

今回一番のキーワードだと思いました。

名村さん自身がこれから言う話しの中で 【正論だなぁ〜】と思うかもしれないけど、それが正解とは限らないとおっしゃってるんですね。

すごい!!なんだかすごい!!

でも名村さんが言うなら正解のような気がします(笑)

どのように人に動いてもらうのか

メンバーが自主的に動いてもらえるよう、前提条件を与えましょう!

「あの条件であれば、ここまでやったほうがいい」とクリエイターが考えられるように情報を整備する。

プロジェクトを遂行するために。メンバーが自主的に動けるように。

プロジェクト憲章を作って情報を共有することでクリエイターが動きやすくなる!

情報共有がプロジェクトの成功の鍵を持つ

Backlogを見てもらうように誘導していく!!

情報が行方不明

この段はものすごい「うなづきマシーン」になってしまいました。

プロジェクトあるある

あーーーせっかくBacklogを使っていても情報が行方不明になってしまうのは問題です。

キチンと情報整理しましょう!

テンプレートが!!!

このセッションでは名村さんから「プレゼント」がありました。

詳しくは… アーカイブを見てください。

プレゼント目当てで見てもすごく勉強になります!!!

Good Project Award 2021 presented by nulab

Good Project Award 今年も開催されました!

いつも感動的なプロジェクトをご紹介していただけるんですが、今年もすごかったですね。

今年は 株式会社スターフライヤーさん「Starlight Flight produced by MEGASTAR」が選ばれました!

おめでとうございます!!!

全体的にすばらしかったですが、個人的には 別府市のBacklogを使った取り組みや、龍谷大学さんのカレープロジェクトも大変よかったと思いました!

ご紹介ありがとうございました!!


さて〜ここから後半という感じになるんでしょうか。ブログを書いていると長〜く感じますが(笑)受講中はホント短く感じるんです。充実した時間を過ごさせていただいたんだなぁと思い返しております…

Backlog × Redmine ツール対談 〜プロジェクトマネジメントを民主化しよう〜

タイトルからおもしろそう〜な対談です。

redmineエバンジェリスト 門屋 浩文さん(@MadoWindahead) と
株式会社ヌーラボ 河内 一弘さん(@tamagawaconan) の対談を
株式会社タンバリン 駒田 美沙子さん(@komamichako)の司会でお送りしました。

これはバチバチ…対立構造が…と思って見ましたが、そんなことはありませんでした。

フクイさんもおっしゃってました。

対決してませんでしたw

この対談は大変盛り上がりまして…途中、司会に駒田さん(こまみささん)が何度か制止し次の議題へというやり取りが何度かありました(笑)

この対談で私が印象深かったのは次のとおりでした。

セルフマネジメント が大事!

(こういったツールを使ってアウトプットしていると)

過去の自分に助けてもらうことが多い

対談より

ホント!言葉が深く刺さりました。

ツールじゃないんだよな〜(Backlog最高ですが)

「自分自身をマネジメントすることから始めるプロジェクトマネジメント!」みたいな言葉が溢れてきました。

多くのメンバーがこんな感じで取り組んでくれるといいな〜と思うと同時にこういった文化を作っていけばその組織は強くなると思いました。

全国JBUG支部企画

ここで、全国のJBUG支部の紹介がありました!

全国のJBUG活動を紹介していただきました。

全国のJBUG分布図 〜Backlog World 2021 より

意外…なことに「東北地方」が抜けているんですね。

ああ、仙台出身の私としては気になる。気になる。

…そして、我が福岡からは西嶋さん(@nishiaki)ありがとうございました!!

皆さんの背景画がご当地グルメだったので、まさに旅行した気分になりました!!

実際になにも考えず行ける日が来ることを祈っています。

顧問弁護士だって Backlog を使いたい!

遠藤 千尋さん(@endo_law)のセッション。

弁護士さんです。

クライアントとのやり取りは…大量に発生しますよね…

こんな悩みがあって Backlog を利用するようになったとのこと。

  • 課題の進捗が追えない
  • 最新ファイルがどれだかわからない
  • ナレッジがたまらない
  • 仕事の定量化・可視化が困難
  • 1人で寂しい

・1人で寂しい

・1人で寂しい

↑ほぼ原文ママなんですが、「1人で寂しい」は…わかる(笑)

こんな課題を解決したいと思っていたところ、クライアントさんで利用していたBacklogを取り入れようと決めたのだそうです。

Backlog で管理するとほんとに楽になります。

お悩みは無事解決!

1人でいろいろやっている人こそ Backlog をおすすめします!

回し方、考え方が参考になりました。BacklogでJBUGで1人じゃない!!

ありがとうございました!!

Backlogでプログラマーに顧客対応をやってもらったら業務改善が進んだ

株式会社インターファクトリー 塩谷 俊介さん(@shiochan_12) のセッションでした。

プログラマーにも顧客対応をやってもらった…というお話し。

私もプログラマーなので、ちょっとわかるんですが、なかなか顧客対応を快くやってくれるプログラマーって多くないんですよね(笑)

私もちょっと苦手な方(笑)1人なのでそんなこと言っていられませんし、実際は皆さん優しいので苦ではないんですが。

Backlog を利用して直接対応してもらうことで、課題解決のスピードアップにつながったとのこと。

やはり、伝言ゲームのようになってしまって齟齬があったり要点がずれたりすることがないというのが大きいのかなと思ったりしました。Clubhouse でもそんな感じで盛り上がりました。

直接感謝される…ということもバックエンドにいると少ないのでこれもモチベーションあがりますね!

顧客との良い関係性を築くことに注力しましょう!

チームの成果を最大化することを意識しましょう!

~Backlog World 2021 塩谷さんのセッションより

Backlog なら外部の方を参加させることも自由に出来ますし、私も助かっています。

ありがとうございました!!


電話対応だと時間の制約がありますし、「言った言わない」問題もあります。

メールだとやり取りが少ないうちは良いんですが、どこでなにを書いたか追いにくいんですよね。しかも自分ではない人とのやり取りについてはなにもわかりません。

Backlog 上でのやり取りは参加メンバー全員がわかりますし、検索も容易です。

Backlog ぜひ使ってほしい〜

「越境」〜未来の旅人たちへのメッセージ〜

あまねキャリア工房 沢渡 あまねさん(@amane_sawatari)のセッションです。

おお、あの沢渡さんのセッションが聞けるなんて!!

ずっとTwitterでフォローしていたので感動です!

ありがとうございます。

3つの旅をしよう

こんな話をされました。

1.時代を超える旅

2.地域を超える旅

3.立場を超える旅

〜Backlog World 2021 沢渡さんのセッションより

そして、すでに私達はこのための手段を持っているというところからお話しが始まりました。

ドキドキワクワク ここから楽しみです。

旅をしながら仕事する 沢渡さん。ダムが大好きだそうです。みんなも大好きです!w

1つめ 時代を超える旅

過去 トップダウン型 ピラミッド型 統制管理型 横並び主義 

から

未来 コラボレーション型 オープン型 権限移譲型 違いを認め合う

にしていく必要がある。

部分的にでも段階的にでも取り入れて、新時代の「勝ちパターン」を模索していこう!!

出来ることから少しずつですね。

2つめ 地域を超える旅

この Backlog World もまさにそう。

地域を超えファン(共感者)とつながる。

コミュニティに参加して情報交換出来る。

地域は不公平 〜東京にいればイベントはたくさんある。機会もたくさんある〜

しかし、IT(デジタル)はみんなに公平。ITで地域を越えよう!

道先案内人は Backlog World に参加しているみなさん(私たち)であると。

すばらしい言葉ありがとうございます!

3つめ 立場を超える旅

多様な職種・雇用形態・所属・環境の人たちが同じゴールに向かって行くことによって

共感者(ファン)とつながることでより、よりいいお客さんが集まる。

それによって更にビジネスモデルがよくなる

〜Backlog World 沢渡あまねさんのセッションより

経営層とゲンバの(見ている)景色を合わせていく。

ファシリーダー

沢渡さんが作った造語だそうです。

これからのマネージャー  シン・プロジェクトマネージャー

ファシリテーター+リーダー で ファシリーダー ですね。

これからの組織の水先案内人 〜 時間・地域・立場を超えられる、虹の架け橋をかけられる人

これからのプロジェクトマネジメントに求められるもの。

ともに旅する仲間 を見つけよう

大丈夫、私たちはその手段を持っている

大丈夫、半径5メートル以内から世界は変えられる!

ありがとうございました!!

すばらしいお話しでした。これから先の指針になりました!

Clubhouse もおもしろかった!

リアル会場での参加がかなわない今、こんな形で交流しながら参加できるとは思ってもいませんでした。

オンライン開催イベント + Clubhouse これはいいかもしれません!

熱く語ってしまい、本編がよく聞こえていないことも(笑)

アーカイブ こちら

Youtubeでアーカイブが残っています!!すごい!!

こちらからご覧いただけます。

Backlog World 2021 旅 ~Journey~ (2021/03/13 にライブ配信)

こんなつたない文章ではなにも伝わっていないのではないか…と思います。

ぜひ見てみてください!!!

ご覧いただきましたら感想や書いたブログのURLを #BacklogWorld をつけてツイートしてみてくださいね!

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