今年 2020年は Stripe を使う案件が少なかった…。
決済サービス自体に触れていないというわけではない。
決済サービスを指定されるケースが多く、その度に
「ああ、Stripe だったら良かったのになぁ〜」
と思うことが多かった。
そこで今回は Stripe のなにが良いのか … ということを真剣に語ってみようと思った。
この記事は JP_Stripes アドベントカレンダー 2020 寄稿記事です。他の記事もご覧ください!
https://adventar.org/calendars/5626
Stripe か それ以外 か
今年になって仕事で関わった決済サービスは4つ
- S〜 ※日本のサービス
- G〜 ※日本のサービス
- P~ ※日本のサービス
それと Stripe 。
実はこのうち1つは実際に運用できるところまで開発後に問題が発覚し Stripe に変更になってしまったんです。
…結局 Stripe なら実現できることを知っていたので提案し開発は無事終了しました。
とはいえ Stripe 以外の文句を言いたいわけではないので…
これらと比べて…
Stripe のいいところを紹介します!
Stripe なら APIキーを変えるだけでテスト環境と本番環境を切り替えられる
テスト環境 と 本番環境 っていろいろ違うんですよ。
IPアドレスとか、URLとか、SSL対応していない時期があったりして…
ホントはそういうのも加味して動かないといけないのですが、後手後手(ゴテゴテ)になってしまい時間的にも切羽詰まってくるんですよね。
そんなときに…
やれ、「IPアドレス申請しろ」とか「URL申請していない」とか、そもそも「テスト環境の使用許可」が無いとか…
もういい加減にしてほしいっていうことが山ほどあります。
それでも、そのサービスに慣れているとあらかじめ用意もできるものなんですが、こちらがサービスに慣れていてもクライアントが変われば「毎回初めて」になるわけです。抜けもやっぱり出てきます。
ふぅ。Stripe なら…っていつも思っていました(笑)
Stripe なら「テスト環境」は当たり前ですし、こちらのURL・IPアドレス登録なんてありません。
本番環境に切り替える際も APIキーを本番用にするだけ。
ホント助かります。
Stripe ならドキュメントが豊富!
開発者はどんな状況だと開発がやりやすく、不安が少ないかと言うと…これに尽きます。
ドキュメントが充実している!
開発者としてはこれほどありがたいことはありません。
この公式ドキュメント以外にもQiitaや技術系ブログを探せばやりたいことをやっている方、サンプルコードがたくさんあります。
ちなみに昨年書いたこの記事、「Stripeで課金したい」の第一歩に大変好評でした。併せてご覧ください。
突然ですが、ツボ売ります! 壺販売します!売り切り! 100万円だけど、買うよね? 購入する! ※テストモードですので、クレジットカード 4242424242424242 で購入出来ます!(商品は届きませんよ) ※あやしさ100%ですが、「購入する!」ボタンを押してみてください。あくまでもテストモードですのでご安心くだ …
思えばこの記事は昨年 JP_Stripes アドベントカレンダー 2019 に参加した寄稿記事でした。
Stripe なら管理画面がラクラク
そして、開発が進むと確認しなくちゃいけない管理画面。
実際に決済が行われたか、行われていないならどこまで進んだのか?ログは?登録状態は?
いろいろ確認しなきゃいけない。
Stripe なら管理画面にすぐ入れます。
管理画面にすぐ入れる?なに?どういうこと???
ここ説明しなきゃいけないほど、その他のサービスでは管理画面に入りにくいんです。
- 管理画面を利用するPCのIPアドレスが決められていたり
- 管理者アカウントの発行に別途お金がかかったり
- 誰かが管理画面を開いていると見ることが出来なかったり
- または誰かが後から入ると見れなくなったり…
Stripe を最初から使っていたら「決して耐えられない」であろうことがたくさん待っているんです。
ここまで開発してきて…ここでこれほど効率落ちちゃう!?って思うほどに。
継続課金は別契約!?
Stripeなら継続課金もきちんと使えます!
継続課金だと違う契約やアカウントが必要ということはありません。
なぜそこにハードルを作るんでしょう…いろいろあるとは思いますが…。
まとめ
…というわけでわたしは迷わず「Stripe 一択です!」と言い切っております。
さらにどんどんサービスが増えている Stripe 。
これからも追い続けたいサービスです!
使い方に困ったら JP_Stripes
使い方に困った…というときも
新しい機能がある?というときも
JP_Stripes というStripe ユーザーコミュニティがあります。
※プライベートグループですので申請が必要です。
こちらも利用して楽しい Stripe ライフを送ってください!!