!important 04 -特盛!アクセシビリティスペシャル-
2017年6月3日に行われた「!important #04 -特盛!アクティビティスペシャル-」に参加してまいりました。
詳細は昨日書いた part1 に書いてありますのでご覧にただければ幸いです。
今日は2番めに登壇された 神森さん のセッションについて 感想を書いていきたいと思います。
神森さんのセッション・・・
【中小事業者にとってのウェブアクセシビリティ】
しまった!!!当日のツイート、ずっと旧タイトルの【制作時、ほんの少しの工夫で確保できるウェブアクセシビリティ】でツイートしてました・・・。
神森さん、大変申し訳ありませんでした。
この場を借りてお詫び申し上げます。
神森 勉さんのセッション #important04
KDDI ウェブコミュニケーションズ の神森さんからははじめに一般の方がいろいろなツールを使うことで仕事がなくなることがあるんじゃないかと不安な制作者の方いますよね・・・的なお話が。
※これ言っていいのかわからないのですが(笑)
ツールというのは例えば KDDI ウェブコニュニケーションズさんのサービス Jimdo などのことを指していると思います。
・・・結論としてはそういったサービスを利用していて運用がうまくいくと欲が出てきてウェブサイトを拡大したくなる・・・その時がチャンスだと。
最終的には仕事は消えないんじゃないか・・・というお話をいただきました。
プロの仕事
なぜ企業が制作会社に頼むのか?
理由は簡単・・・プロフェッショナルだから。
本業に力を入れるということでウェブサイトはプロフェッショナルに依頼する
そうなるはずなのでプロフェッショナルな仕事ができるように準備しておけ・・・と。
(神森さんご本人は大変柔らかい口調でおっしゃっていました・・・が、私が字にするとちょっときつい感じになりますな・・・)
神森さんは「Jimdoを卒業していく」という表現を使われてましたが、こんな声もありました。
Jimdoの卒業の話深い…!サイトビルダーのこと、いろいろ間違って解釈していたかも #important04
— ゆうてん🍔 (@cloud10designs) 2017年6月3日
そしてこんな感想も・・・・
ツール変えたいわけでなく、ビジネスを発展させたい、成果を上げたい。
#important04— ばなさん、休職中 (@banashade08) 2017年6月3日
神森さん曰く「クライアントはツールを変えたいわけではなく、ビジネスを発展させたい、成果を上げたい」のだと。
この辺はCMS論争(WordPressがいいとかJimdoがだめとかいろいろ言ってる場合じゃないよね)にも通じるけど、制作者のエゴだよね・・・。結局。
さすが、ジョージさんはいいこと言うなぁ。
お客さんが「何がしたいのか?」を重要視するとツールの選択は変わってくるし、お客さんに「技術自慢」は関係ない。
ただ、制作者はお客さんにWebがどういう時代になっているのかということを「プロ」として教えていかなければいけない。#important04— ジョージ 長男1学期の間は育休です (@eiji_nagano) 2017年6月3日
・遠方からの問い合わせが増えた
・近所の若い人が来店してくれた
・ネットショップも売れてるけど、リアル来店も増えた
プロフェッショナルな仕事をやっているんだから値引きするな・・・的なことも言っていたような。
すみません。このあたり !important 04 ツイッター担当としてはイベントとしてツイートしてよいのか迷いまして・・・。
ちょっと混乱してました・・・。というわけでちょっと飛びます。
アクセシビリティの施工はトップダウン
アクセシビリティの施工をしたいです・・・現場が言っても理由がわからないアクセシビリティのなんたるかがわからない上司は首を縦に振らないでしょう。
むしろ上司(そしてもっと上の役職)がトップダウンで指示しないとアクセシビリティの施工はしにくいのではないかということをおっしゃってました。
現場での意見の吸い上げには大変な時間と労力が発生します。
日々の業務に向き合っているとどうしてもおろそかになってしまう分野でもありますので。
それよりはトップダウンで指示するのが話が早い・仕事が早い。
アクセシビリティの向上は顧客を近づける
アクセシビリティが向上すると 顧客との接点が増えます。
逆に「アクセシビリティが確保されていないサイトは機会損失しているかもしれない」ということです。
たとえば・・・こんな話
KDDIウェブコミュニケーションズ、多様な働き方を推進しているし、たとえば全盲の凄腕プログラマがいたら仕事を頼みたい。だったら自分のところのサイトがアクセシブルであらねばならない。#important04
— Rikiya Ihara (@magi1125) 2017年6月3日
全盲の凄腕プログラマがいても求人広告がアクセシビリティでなければその求人に気が付かない・・・し
なんらかの方法で知ったとしてもそういう意識が低いところには行かないのではないか・・・ということもあるよね。
アクセシビリティのチェックはその時に
アクセシビリティで最低限度、構文チェックを行うとして
その作業はその都度、ページ単位で行った方が良いでしょう。
本来ならページ単位で構文チェックをすればいいのに、後でまとめてやろうとするから大変になる。
ごもっともです・・・。
お見積りの金額が安すぎると不安
ウェブサイト制作者の方に朗報(笑)
お見積りの金額が適正でないと依頼する方は不安です・・・。
なぜこんな金額でできるんだろう・・・
そんな不安が的中することほどいやなことはないそうです。
なぜこんな金額でできるのか、相応な回答がなければ不安でしかありません。
また、こんな話も。
逆に「安く作って欲しい」という依頼に応えてはいけない!
お見積金額はそれまでの・その時の制作側としてのプロフェッショナルな仕事をするための対価であって時給ではない。
時給で仕事をしてほしいならそういう人を雇うべきであってプロに依頼するとき時給計算などあり得ない。
ほんとその通り・・・。保証もしてくれないのに安く使ってはいけません。
その程度の仕事でいいなら他をあたってもらうくらいの自信に満ちた仕事をしよう!!
・・・実はこのあたりの話は福岡の制作者に向けた話だったのかも・・・・・・・・・・。
神森さんのお話は大変響きました。
アクセシビリティについてはもちろんですが、制作という仕事について・見積もりについて・ワークフローについてたくさん学んだ気がします。
オフレコが多かったのでちょっと割愛せざるを得ないことも多かったのですが・・・・(笑)
私もがんばっていこう!と思えるセッションでした!
ありがとうございました!!!