実は、ごく身近なフリーランスのパートナーが
契約内容の相違や徒労に終わった仕事内容について悩んでいました。
◯無駄に拘束された打ち合わせの時間について
◯無理を承知で依頼された仕事が締め切りを過ぎたときに賠償請求
などなど
確かに請け負った側に落ち度がないわけではありませんが、ちょっとひどいなぁと思うレベル。
調べたらこんな方もいらっしゃるんですね。
[Q&A] WEB制作の納期遅れで損害賠償を請求すると言われました。(1/2) 【OKWave】.
・・・内容はWEB制作で低料金で受けた案件に対し遅延により損害賠償まで求められたというお話しなんですが、これについてどう思うかは別として、パートナーさんはここまでのこじれているようではありませんでした。
契約内容が大切だなぁと
契約書ってすごく大切ですね。
「契約書に書いてある」・・・っていうのと、「この前はこういうふうに言った」とでは効力がまったく違います。
私もシステム開発の仕事柄NDA(秘密保持契約)を交わすことが多いのですが、これ重要です!!
例えば「世の中にないものつくろう」っていう際にシステム屋さん呼んで、その話をいきなりしてはいけません。
まずはNDAを交わしてからにしましょう!
そうしないと、例えばあとで「特許申請」行おうとした場合に特許取得の要件のひとつ「新規性」を損なわれる可能性があります。
※新規性は「秘密保持契約のない者がその技術内容を理解した」段階で喪失となります。一人でも「公知」となるのです。
参考資料:
特許・実用新案審査基準 | 特許庁ホームページ
他者に商品情報を開示すると、新規性喪失になる? | OKWave
また、通常の商取引で必要になる見積書や請求書についても同様に「見積の前提条件」等記載することが重要です。
このサイト、すごくためになりました。
フリーのweb屋な人が、見積や注文書、請求書を発行する際の注意点。 | たけのおしごと.
最終的には・・・
フリーランスかどうかは関係なく、契約っていうのはキチンと書面を交わしておいた方が良いですね。
私も今回のことで少なからず勉強になりました。
契約は自身はもちろんですが、お客様を守ることにもなるのでキチンと説明して理解をいただくことが重要ですね。