◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
Google Analytics お客さんが離れていくページはどれ?
◆───────────────────────────────◆
前号に引き続き、Google Analyticsについて書きます!
▼ メルマガ32号 「コンバージョンの目標設定」
前回はコンバージョンの目標設定について書きました。
今回は、ホームページ運営上、気になる「お客さんはどこで飽きたのか?」
がわかるやり方について書きます!
早速やってみましょう!
——————————————————————–
■ Google Analytics 準備について
——————————————————————–
「Google Analytics」利用にあたって
アカウントの作成からAnalyticsまでの説明が バックナンバー 12号に
ありますので参考にしてください。
▼ 12号 アクセス解析を見る!
【 Google Analytics を使ってみよう! 】の項を参考に
Analyticsの画面を表示してください!
▼ さらに前号 32号 でプロファイルの追加を行っていますので
トラッキングコードの埋め込みまでご参考にしてください。
ウェブ サイトのプロファイルから
該当サイトの行の設定の「レポートビュー」リンクを押します。
左側に「ダッシュボード」というメニューのような一覧があります。
「アクセスをどういう風に分析した結果が見たいか?」を選ぶメニューと
いった感じです。
「表示」は「経営層」「マーケティング担当者」「ウェブマスター」の
3種類あります。
それぞれ「表示セット」のような感じで
使いやすそうなものを基本として表示しています。
そのすぐ下の「すべてのレポート」に全種類のレポートがありますので
そちらを選んでもOKです。
——————————————————————–
■ Google Analytics ナビゲーションの開始位置
——————————————————————–
● お客さんがはじめに見るページはどこだろう?
「すべてのレポート」→「コンテンツの最適化」→「ナビゲーションの分析」
とクリックして開いていきます。
すると 「閲覧開始ページの直帰率」「上位の離脱ページ」・・・と
メニューが現れますので
『ナビゲーションの開始位置』をクリックしてください。
メニューの右側の表示が変わったはずです。
開始パス、訪問数・・・といったデータが表示されている一覧表を見てください。
その中から1ファイルを選んで先頭の[+]となっているマークをクリックします。
すると
今度はそのページからのナビゲーション、つまり次にどのページに行ったのか
という一覧が表示されます。
例えば、「/index.html」の前にある[+]をクリックしてみてください。
このページに現れる Exit は「次のページが Exit」つまりサイトから
離れたということになります。
(すべてのページにトラッキングコードを埋め込んでいない場合は
統計が正確にとれませんのですべてのページにトラッキングコードを
埋め込むようにしてください。)
このようにずっと[+]をクリックしていった順路がお客さんが通った足跡
ということが言えると思います。
——————————————————————–
■ Google Analytics 上位の離脱ページ
——————————————————————–
● お客さんが最後に見るページはどこだろう?
次は逆にお客さんが最後に見るページを調べます。
その前に「最後に見るページ」はどのページがいいのでしょう?
・メールフォームで予約を受け付けている
・サイト上で商品を売っている
・メール相談を行っている
などの場合であれば確実に、上記の「完了ページ」ということになります。
商品を購入していただいて「購入完了ページ」を見てもらうということが
このサイトの最終目的であるからです。
そのほかにも「サイトの運営理由」によってどのページが
最終ページになるのがいいのか是非考えてみてください。
こういったことをちょっと考えるだけで「サイトの作り方」が少し
わかってきます。
では、Google Analytics に戻りまして・・・(笑)
「すべてのレポート」→「コンテンツの最適化」→「ナビゲーションの分析」
→「上位の離脱ページ」を開いてください。
先ほどと同様のグラフが右側に表示されたはずです。
初期状態では1~10位までの離脱ページ一覧と
「離脱数」の円グラフになっていると思います。
1~10はお好きな数値に
グラフの列は「離脱率」に変更してみてください。
すると
先ほどとはまた違った棒グラフになったはずです。
「離脱数」だけで判断しないで下さい。
該当のページをどれだけの方が閲覧して
そのうちどのくらいの方が外のサイトへ移動またはブラウザを閉じたのか
「離脱率」に表れます。
下にある一覧の「離脱率」という文字列をクリックしてみてください。
初期状態では「離脱数」順で並んでいる一覧が
「離脱率」でソートされます。
「▼」「▲」は何度か押して調整してください。
100%から表示されるようにした方が見やすいと思います。
離脱率が高いページが「記事」や「完了ページ」などならいいのですが
メニューページやインデックスページ(index.htmlなど)の場合
そのサイトにあるコンテンツが一覧となっているわけですから
「必要な情報が見つけられず」に、または「必要な情報がなくて」去って
いっている可能性があります。
もう一度、内容を確認し「必要な情報」を見直し
よりよいナビゲーションが行えるよう整理することが必要です。
Google Analyticsを利用して、よりよいナビゲーションが行えているか
定期的なチェックが大変重要だと思います。
一緒にがんばりましょう!
Google Analytics お客さんが離れていくページを追え!
筆者のプロフィール
さとーさん
WordPressのカスタマイズや PHP, Python その他各種開発言語 でゴニョゴニョしながら Stripe で決済させるお仕事をしています。
必殺!システム屋のさとーさん システム開発も得意だよ。(本業はそっち)
所属: 株式会社ジーティーアイ 代表取締役アルバイト 佐藤毅(さとう たけし)
Twitter: ウェブ屋のさとーさん
必殺!システム屋のさとーさん システム開発も得意だよ。(本業はそっち)
所属: 株式会社ジーティーアイ 代表取締役アルバイト 佐藤毅(さとう たけし)
Twitter: ウェブ屋のさとーさん