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  Googleウェブマスターツールレポート2
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 前回の続きです。
 「Google」のウェブマスターツールについてレポート第2回です。
 
 ▼ 前号のバックナンバーはこちらからお読みください!
 
 ※下記のバックナンバーにアカウントや使用法について記述しております。
  初めてGoogleウェブマスターツールをさわるという方は
  お読みくださいますと幸いです。
 
 ▼ なるほど!よくわかる!ホームページ運営!12号 アクセス解析を見る
 
 ▼ なるほど!よくわかる!ホームページ運営!13号 Googleにサイト申請
 
 ▼ なるほど!よくわかる!ホームページ運営!16号 robots.txtの書き方
 
 
 
 ■ 「ウェブマスターツール」でサイトに関する統計を見よう!!
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 ログインまでは前号バックナンバーを参照してください。
 
 ▼ なるほど!よくわある!ホームページ運営!26号
 
 今回は、「統計」というタブを見てみます。
 
 「統計」タブ の 中身は・・・
 
  ○クロールに関する情報
  ○クエリに関する情報
  ○ページ分析
  ○インデックスに関する情報
 
  以上、4つのメニューがあります。
 
  この「統計」メニューは対象のサイトがGoogleの巡回ロボットである
  「Googlebot」がサイト情報を収集した際に残した「まとめ」みたいな
  ものです。
 
 前回同様、自社「コンサイズ(http://www.comsize.com/)」の情報を
 見ていきたいと思います。
 
 ○ クロールに関する情報
  このメニューでは「Page Rank」について表示されます。
  Googlebotは一人(?)ではなく数人で巡回しているようで
  人によって(?)、対象サイトに割り当てる「Page Rank」は差異が
  あるようです。
  
  その数人が配布している「Page Rank」の割合が棒グラフで表示されています。
  
  残念ながら、このサイトは「低」です・・・
 
 ○ クエリに関する情報
  このメニューでは、対象サイトへアクセスした訪問者が
  「どんなキーワードによって」検索され導かれて来たのかがわかる
  「対象サイト検索条件」のまとめとなっています。
 
  検索ドメインも選べます。
  「www.google.co.jpで検索された」のか
  「www.google.comで検索された」のかということです。
  日本語でしたらそれほど変わらないのですが、英語のサイトなら
  結構変化があると思います。
 
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 ※恥ずかしながら自社サイトの結果公開です。
 
 上位の検索クエリ                 平均最上位
 
  1 ”株式 会社 さとう”                8
  2 ”ウェブ コンテンツ ビューア”           9
  3 ”あ り”                      8
  4 ”ウェブ コンテンツ ビューアー”          9
  5 openwave sdk “6.2 k”               10
  6 ウェブコンテンツヴューア             10
  7 rgb 恵比寿                    8
  8 ホームページ サイズ               10
  9 a5 渋谷 風俗                   20
 10 ”i mode” “ホームページ 作成” “テキスト ボックス” 3
 11 ”株式 会社 コン”                 3
 12 ”ホームページ 作成” 文章 “どうして る”      4
 13 se “の 将来”                   5
 14 ”ディレクトリ と して 検出 されました”      6
 15 softbank 恵比寿                  7
 16 htaccess “携帯 振り 分け”             3
 17 css “表示 確認 方法” mac “見え 方”        7
 18 ”携帯 用” pc で ホームページ 閲覧       14
 19 google カレンダー “まとめて 埋め 込み”      23
 20 ”ホームページ 制作” 東京            185
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  「上位の検索クエリ」というのは(Googleより引用)
  選択した検索サービスでお客様のサイトのページを検索した
  ユーザーが最も多く使用した検索クエリです。
 
  「平均最上位」は(Googleより引用)
  特定のクエリに対してサイト内で上位に表示されたページの順位です。
  Google のインデックスは動的であるため、この順位はこのクエリに
  対する現在の順位とは異なる場合があります。
 
 こういう観点で見ますとなかなか面白いものです。
 
 「コンサイズ」って会社名を知ってて検索している人は皆無でしたね・・・
  「さとう たけし」という名前と
  「ホームページ制作」関係の文言、それから
  「メールマガジンの内容」
 以上、3点から検索されていることがわかります。
 
  ちょっと9番目の「a5 渋谷 風俗」はどこがどうなってるのか
  見当つきませんが・・・(笑)
 
  このような感じで結果が見えるとSEO対策でのキーワード対応や
  ブログ、メルマガに書く内容も重点が見えてきます。
 
  私も適当じゃなくきちんとやらねば・・・・なりませんな・・・
 
 
 ○ ページ分析
  Googleより引用
  >これらの統計情報は、 Googlebot がサイトをどのように
  >クロールしているかを示しています。
 
  文字通り「ページの解析」結果を表示してくれます。
 
  このサイトの
  「タイプ」・・・・・・・・・・・・・ファイルタイプの割合
  「エンコード」・・・・・・・・・・・文字コード
  「サイトのコンテンツ」・・・・・・・サイト内にある語句・文言
  「外部からのサイトへのリンク」・・・このサイトへのリンク文言
  が表示されます。
 
   ・「タイプ」・・・・・・・・・・・・・ファイルタイプの割合
    自社サイトの場合
    「text/html」「text/xml」「application/octet-stream」
    で95%以上「text/html」ほか少々といった感じになっています。
  
   ・「エンコード」・・・・・・・・・・・文字コード
    自社サイトの場合
    「EUC-JP(日本語EUC)」がほとんど
    「UTF-8」少々
    「US-ASCII」少々となっています。
 
    これはXOOPSを導入しているからだと思います。
 
   ・「サイトのコンテンツ」・・・・・・・サイト内にある語句・文言
    サイトで使用されている文言・語句が表示されています。
    SEO対策にはもってこいですね。
 
   ・「外部からのサイトへのリンク」・・・このサイトへのリンク文言
    これはすごい機能だと思います!
    外部からこのサイトへのリンクの文言はSEO対策上とても重要です。
    「Adobeリーダー」をダウンロードさせる「Adobe社」のサイトが
    「こちら」で検索すると第一位で表示されるのは有名な話です。
 
    「アクロバットリーダーをダウンロードするにはこちら」
                           ̄ ̄ ̄
    のこちらの部分にリンクを張るんですね。
 
    それで「こちら」で検索すると
    「Adobe社」のサイトが表示されるんですね~。
 
    ということで対象のサイトがどんなキーワードでリンクされているか
    この文言を一覧で見ることが出来るので
    リンクの際は「○○○○のことなら 丸丸商店へ」という文言で
    お願いします!ということを徹底するようになります。
 
    とても便利な機能です。
 
   そして、これらの情報をCSVファイルでダウンロードすることが
   できますので「現時点」として保存し
   後から過去を振り返ってみることも出来ますね。
 
 
 最後は・・・
 ○ インデックスに関する情報
  この機能は対象サイトの関連情報を見ることができます。
  Googleの検索窓からでも出来ることなのですが
 
  ・対象サイト内のGoogleインデックスに登録されたページ
  ・対象サイトにリンクしているページ
  ・対象サイトの現在Googleにあるキャッシュ
  ・対象サイトに関する情報
  ・対象サイトと類似しているページ
 
  これらをみるためのリンクが一覧になっています。
 
  これらは実はGoogleの検索オプションから見ることが出来るものです。
 ▼ Google検索オプション
 
  しかし、いちいち入力することなく対象サイトの情報リンクが一覧に
  なっていますので是非使ってみてください。
 
 
 
 
 
 以上、前号・今号と2回にわたりGoogleウェブマスターツールの
 使用レポートを書きました。
 
 もう一つ、サイトマップというのがあるのですがバックナンバーで
 紹介しておりますのでそちらをご参考にやってみてください。
 
 ▼ なるほど!よくわかる!ホームページ運営!13号 Googleにサイト申請
 
 
 また、便利なツールのご紹介が出来ればいいなと思っています。
 お楽しみに。
 

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