「ロングテール」とは今までの商売なら、需要が少ないため
 
  (1)仕入れ量が減ってしまい結果的に安く出来なかったり
  (2)せっかく仕入れても在庫がたまって場所代が馬鹿にならない
 
 ので、大店舗などでしか供給できなかった商品にスポットを当て
 「塵も積もれば山となる」で、売れ筋の商品単体には負けるが、少数のもの
 も集めれば結構大きな利益を上げることができるという理論です。
 
 これが可能になる背景がインターネット通販なんですね。
 
  ・在庫が無くても流通できる
  ・今までは誰も来ないような土地代の安い倉庫から直接販売できる
  ・それほど宣伝費がかからない
 
 今まで「取りこぼし」ていた客層を取り込んでいけるというわけです。
 
 そこで重要なのが、やはりここでも「SEO対策・SEM」になるんです。
 
 だれも知らないお店のホームページになぜ人が来るんでしょう?
 
 「取りこぼし」をしないために必要なことは
 ・ニッチなキーワードで検索する方もうまく自ホームページに誘導する
 ・せっかく訪問していただいたお客様を自ホームページ内でうまく誘導する
 
 ということが大切になってきます。
 
 やるべきことは大きく言うと以下2点です。
 
 
 ◎ ニッチな需要を取りこぼさないSEO対策
 
  ニッチな需要を取りこぼさないよう・・・
  といって 「出来ないこと」 「無いもの」 を
  売ることは出来ません。
 
 「出来ること」「売れるもの」を検索で引っかかるようにキーワードを
  ちりばめましょう。
 
 ■  業種 + 地域 キーワード
 ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 たとえば、 業種 + 地域 というキーワードはどの業種でも
 有効なのではないでしょうか。
 
 まず、なにかを買いたい、サービスを受けたいと思ったらどういう風に
 検索するでしょうか。
 
 
 髪が伸びて来たので「髪を切りたい」とします。
 
 今回は「美容室」に行こうと決めました。おしゃれな髪型にしたいですし。
 
 自分が住んでるのは「東京都調布市」ですが、出来れば自分の家から近い方
 がいいですよね。帰りも便利だし。
 
 ということで検索する単語は
 「調布市 美容室」となります。
 
 最近では、Googleさんが「ローカル検索」といって
 「東京都調布市付近の美容室の検索結果」というものを先頭にだしてます。
 
 これは電話帳に載っていれば載るようです。
 ただ、対応地域とそうでない地域があるようなので注意してください。
 
 このように検索するとGoogleさんとYahoo!さんではちょっと違いますが
 あなたの地域であなたのホームページが一位をとるのも可能なのでは
 ないでしょうか。
 
 営業地域が広きにわたっている場合は「営業地域」ページを作るのも
 効果的です。
 
 「営業地域ページの追加」 & 「地域名がちりばめられる」
 ことで SEO対策 になります。
 
 
 ■  商品名 + 「使い方」 キーワード
 ■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 家電品・電化製品のマニュアルって厚いですよね・・・
 
 ちょっと使い方知りたいだけなのに「どこを読めばいいか」すらわからない
 くらい。まぁ、読む気が無いだけなのかもしれませんが^^;
 
 そこで・・・
 
 

 子供が生まれ、成長の記録を撮ろうとビデオカメラを購入しようと思います。
 
 でも、ビデオカメラって初めてだし、使い方を知ってから買ってみよう!
 ということで・・・
 「ビデオカメラ 使い方」で検索しました。
 
 Googleさん、Yahoo!さんともに検索結果が結構あるものですね。
 
 ここで「ちょっと発見!」と思ったことがあります。
 
 ・Googleさんは、検索結果に企業系ページが多く
 ・Yahoo!さんは、検索結果に個人のページが多い
 
 ようです。
 実際にやってみてください。違いがわかります。
 
 検索結果のジョーシンさんのホームページを見てみますと
 「商品知識」が満載の「デジタルビデオカメラを楽しもう」というページ
 でした。
 
 ここまで書いてあると、店員さんの「商品知識」の多さ、説明の丁寧さで
 好感度アップ!ですね。
 
 ここから気に入ったものの商品ページに誘導されたら「買っちゃう」かも
 知れません。(笑)
 
 ビデオカメラなど男性がこだわりそうな商品は「ビデオカメラ」という
 キーワードもさることながら「商品名」を正確にちりばめることも大切です。
 
 そうすることで一層の「信頼感」を得ることができるのではないでしょうか。
 
 
 
 【キーワードアドバイスツール】———————————–
 
 これらキーワードを効果的に配置するにはどうすればよいでしょう。
 
 客観的に検索エンジンになったように自ホームページを見ることが大切です。
 以下チェックツール・アドバイスツールを挙げてみました。
 
 試してみてください!
 
 ●自分のページはどのように見えるのかチェック
 
 ▼SEO検索エンジン最適化
 
 ▼検索エンジンロボットシミュレーション
 
 ▼SEO対策 Su-Jine
 
 ▼初心者SEO対策ツール
 
 ※ポイントを人気サイトと比べて調整すると効果があります!
 
 ●どんなキーワードが検索されているかを調べる
 
 ▼無料登録ドットコム キーワードアドバイスツールプラス
 
 ▼キーワードアドバイスツール(オーバーチュア)
 
 
 
 
 
 ◎ ユーザビリティを高め、ホームページに来たお客様を誘導する
 
 IT用語辞典によると
 ユーザビリティとはソフトウェアやWebサイトの「使いやすさ」のこと
 
 訪れたお客様がストレスや戸惑いなく「商品購入」「お問い合わせ」を
 スムーズに行えるようにしておかなければいけません。
 
 これがきちんと出来ているか?というのは自分の目ではチェックしにくい
 ですよね。自分で作ったサイトならなおさらです。
 
 どこになにがあるか?どうすればよいか? 全部わかっているからです。
 
 客観的に見てもらうことも重要です。
 
 そこで・・・
 
 ●アクセス解析ツールを導入する
 
 アクセス解析ツールを導入するとどういうことがわかるかと言うと
 
 ・どのくらいのお客様が訪問しているか。
 ・どこから(前のページのURL)訪問しているか。
 ・どの時間帯に多く訪問されているか。
 ・どんな検索キーワードでこのページにアクセスしてくるのか。
 ・どのページが多く見られているか。(見られていないか)
 ・OS、ブラウザなどのお客様のPC環境
 
 こんなところです。
 
 ●で、どうするか?
 
 問題箇所を発見します。
 
 ・アクセスが少ないようなら
  SEO対策、宣伝、リンクを張ってもらうなどの処置が必要です。
 
 ・アクセスが多いのに実際には問い合わせがないなら
  お問い合わせページがない、またはわかりにくい可能性があります。
  その点を意識して修正を行ってください。
 
 ・アクセスが多いのに実際に購入する方が少ないなら
  実際に商品ページなどまで来ているかをチェック
  来ているなら商品ページの作り(購入ボタンなど)のチェック
  が、それぞれ必要です。
 
 【アクセス解析ツール】——————————————-
 
 最近は無料の「アクセス解析ツール」も増えてきました。
 以下にアクセス解析ツールを挙げてみました。
 
 実際に試してみてください!!
 
 ▼Google Analytics(無料になりました!!!おすすめ!)
 
 ▼忍者アクセス解析(無料)
 
 ▼レンタルアクセス解析サービス AccessAnalyzer.com
 
 
 どれもおすすめです!
 すべて私が実際に使用しているところのみ挙げてみました。
 
 使用に際してはホームページに埋め込みを行う必要があります。
 
 今後取り上げてみますね!

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