普段から仕事でよく聞かれる質問の中に下記のようなものがあります。
「借りているサーバーでCGIが使えるかどうかわからない」
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「容量がいくら残っているのかわからない」
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「メールアドレスって8個までしか作れないんじゃないの!?」
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「え!?高いですか?? 普通はどのくらいなんでしょうか?」
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ご自分でまたは業者に頼んで自社(自前)サーバーで運用されている方は
ともかく、レンタルサーバーを契約されている方の中にはご自分の契約
しているサーバーの仕様についてご存知ない方も少なくないというのが
現状のようです。
● 今回は上記のよくある質問のひとつひとつを例にとって説明したいと
思います。
■ 借りているサーバーでCGIが使えるかどうかわからない
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【サーバーの仕様について】
この問題は契約しているレンタルサーバー会社のホームページをご覧に
なればわかることなのですが、中にはわかりにくかったり、ぱっと見ても
意味を間違えてとらえやすいものが存在いたします。
○ CGI,SSI,PHP,MySQL,PostgreSQL・・・・・・・・・
なんだかいっぱい書きましたが、インタラクティブなホームページを作成
しようとすると上記のような言語で行うサーバーサイドプログラミングが
必要となります。
※ インタラクティブとは・・・
双方向的という意味です。一方的なインフォメーションだけでなく
この場合は入力したデータに対して処理を施し結果を表示したりする
ホームページのことを指しています。
この言語が使用できるかどうかで、フリーの掲示板や
たとえば今流行のMovable TypeやXOOPS
などが設置できるかどうかが決まります。
はじめからXoopsでホームページを運用しようと考えているのに
こういった言語が使用できないのでは元も子もありません。
レンタル契約している会社のホームページできちんと確認してください。
◎ 紛らわしい記述
——————————————————
当ホームページサービスでは、以下のCGIがご利用可能です。
○掲示板サービス
○アクセスカウンター
○フォームメールサービス
——————————————————
↑どことは言いませんがあるレンタルサーバー会社から拾ってきた記述を
加工したものです。
このような記述の場合、自作のCGI、フリーのCGIが動かない場合が
ほとんどです。
この記述の意味は
——————————————————
このレンタルサーバーでは
○掲示板サービス、○アクセスカウンター
○フォームメールサービス
以外、使用できません。
——————————————————
ということです。
実際、このようなレンタルサーバーを契約されているお客様に対して
現在もうちのサーバーで運用しているサービスも存在しています。
(本当はテストでお見せしたものだったんですけどね・・・)
きちんと表記を見比べて、わからない場合は問い合わせてみるように
してください。
■ 残容量がわからない・・・・ そもそも容量ってなに!?
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【残容量の確認、及び転送量について】
よくこんな広告を見ます。
「300MB 1,000円から 転送量無制限 CGI・PHP設置自由!」
この場合・・・
サーバーの容量は300MBで
毎月1,000円(一年間一括の場合だと思います)
毎月の転送量は無制限
CGIもPHPも使えます!フリーCGIもOK!
ということです。
これなら問題ないのですが・・・値段は判断に入れてませんが(笑)
「転送量に応じた従量制課金」というものも存在します。
毎月アップロードする量がそれほどなければこれでもOKですが、毎日更新
しかも画像・動画多し!という場合はおすすめしません。
○ 転送量に応じた従量制課金でも悪いわけではありません。
たいていの場合、基本料金が安く設定されています。
そして、課金の上限が設定されているところも少なくありません。
たとえば、一ヶ月間なにも更新しなければ基本料金0円というところも
あるわけです。
用途に応じて使い分ければいいと思います。
ご利用は計画的に・・・ってことですね。
そして肝心なのが・・・・
◎ サーバーの容量について
これもサーバーの仕様に書いてあります。
何段階かサービスにレベルがあるレンタルサーバーでは
たいていこのサーバーの容量によって松竹梅のコースがあると思います。
たとえば、写真がいっぱいの商品販売サイトを運営するのであれば
このサーバー容量は多ければ多いほど良いはずです。
段階があるなら初めは小容量であとから追加していくといった方法が
取れるところもあります。
たいていは「ディスク容量」というところに記述してあります
ので参考にしてください。
普通のCDRが660~700MBですよね。
それを目安にするとわかりやすいかと思います。
■ メールアドレスが追加できない 追加可能個数が少ない
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【メールアドレスの追加について】
レンタルサーバーを借りたということは、きっとドメインも付けている
方が多いと思います。
「自社ドメインのメールアドレス」が欲しいために
契約された方も多いのではないでしょうか。
ところがこのメールアドレスがレンタルサーバーによっては
・追加できなかったり
・追加可能個数が少なかったり
するところがございます。
プロバイダ系のホスティングサービスで一部そういったお話を
よく耳にします。
それはもともと、プロバイダのサービスとしてメールアドレスを
付加していたものに、取得ドメインのメールアドレスを当てるから
だと思われます。
そのため、プロバイダで追加できる個数がそのままホスティングサービス
での追加個数となっているようです。
ちょっと考えものですよね。
もちろん、そうでないところもたくさんありますので
やはり、説明をよく読むことが大切です。
きちんとチェックしてください。
○新入社員が増えた・・・
○仕事用にメーリングリストを作成したい・・・
そんな際に簡単に追加出来るサービスが付属していると
使い勝手が良いと思います。
■ ・・・結局、高い!? 結論としては・・・
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【レンタルサーバーの料金について】
ここまでの話しを総合して
良いレンタルサーバーというものが多少わかってもらえたことと思います。
「・・・・で、自分が契約しているところはどうなんだ??」
結局「安い」か「高い」かはこのサーバーのサービスによりますよね。
○ 一例を挙げてみます。
▼ VALUE-DOMAIN(アフィリエイトですみません(笑))
こちらは私個人としても会社としても利用している
レンタルサーバーです。
たとえば ~~.com なら
毎年かかる費用は
レンタルサーバー 1年間 \2,400-
ドメイン (.com) 1年間 \990-
———————————
合計 \3,390-
これだけです。
実際、上記リンクから説明を見ていただければわかりますが
ドメインの種類 (.jp .com .net .info など)によって
料金が変わりますがお得だと思います。
※ ただ、設定画面や操作方法が「プロ向き」だと言うことは
注意してください。
ちょっと難しそう・・・という方は
▼ さくら インターネット SAKURA Internet
こちらは、大変お世話になってます、昔からファンだった
メルマガコンサルタントの平野 友朗さん
→ 詳しくは http://www.sc-p.jp/
もおすすめのレンタルサーバーです。
こちらの説明を読みましたが私もおすすめします。
会社での利用を検討したい・・・という方は・・・
▼ 権兵衛.jp
こちらは .co.jp ドメインも取れるレンタルサーバー会社です。
自社のco.jpドメインもこちらでお世話になってます。
ドメインのみでも使い勝手がよくネームサーバーの変更など
柔軟に取り扱ってくれます。
この機会に、レンタルサーバーの見直しをしてはいかがでしょうか。
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