最近読んだ本のタイトル
「次に来る波」
浅井隆著 PHP研究所 ¥1,600-
2007年問題って最近ずっと叫ばれてる。
「団塊の世代」と呼ばれている戦後日本の発展を担ってきた人達のなかでも最も多い1947年生まれが引退する年だから・・・だとか
たしかにそれも問題なのだが、この本に書かれていることは
上記の原因である日本人の体質とも思われる「問題の先送り」のせいで
2007年を境に日本は次の波に飲み込まれていくということだ。
「団塊の世代」が引退することがどう問題なのか?
現行のシステムにおける技術・ノウハウが十分この世代から下の世代に引き継がれていないため「団塊の世代」退職後、あらゆる分野でシステム存続が危ぶまれている。
それ以上にこの本で叫ばれているのが「経済破綻・国家破産」である。
「税金の無駄使いによる国家の借金の先送り」その結末は迫っている。
この本を読んで生き残る準備に取り掛かった。