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なぜだ!?【実録】自ら「スパム目的」を選択して送ってくる営業フォーム爆撃の実態

なぜだ!?【実録】自ら「スパム目的」を選択して送ってくる営業フォーム爆撃の実態

現在、鋭意制作中の WordPressプラグイン「GTI Forms」、完成まで自社サイトおよびいろいろなところでテストさせていただいております。

今回は、この「GTI Forms」に搭載したAIスパムフィルター機能の管理ログに記録された、自動送信ツールによる営業メールの数々です。

驚くべきことに、お問い合わせ種別の選択肢の最後にある「スパム目的」を、彼ら自身(のツール)が自ら選んで送信してきています。

目次[閉じる]

なぜ?「すぱむ目的」を選択肢の中から選んでしまう、最悪のカード

実録1「コスト削減」を謳いながら、自らスパムと名乗るケース

種別: すぱむ目的
名前: 株式会社D*
内容: 【重要】事務求人を掲載されている件。お世話になっております。株式会社D* と申します。
貴社の事務員募集要項を拝見し、コストを40%以上削減できるためご連絡いたしました。…(中略)…もしご興味をお持ちいただけましたら『興味あり』と一言ご連絡ください。

弊社のメールフォームには「営業目的の場合、処理費用として ●●円を頂戴します」と記載しております。
まあ、そんなもの屁でもないんでしょうが。一度ほんとに請求書を送ったことがあります。(ネタとして…)平謝りでしたが…
そんなことも悪趣味なのでもうしませんが、これらのメールの処理はほんとに無駄な時間なんですよね。
処理代も請求したくなるというものです。それなら…ということで AI スパムフィルターを付けてみました。
要するにこれらのメールは届かなければどうということはありません(笑)

実録2「相場の1/10」という怪しい勧誘(AI判定エラーが出るほどの長文)

種別: すぱむ目的
名前: 株式会社U***(X 氏)
内容: 【相場の1/10以下の金額でご対応いたします】初めまして!Xと申します。…(中略)…私たちは実績を積むために、相場の「10分の1」以下でホームページの制作をさせていただいております。…(中略)…「選ばれない理由」を排除し、成約率を劇的に変えることができます。

実録3「営業ではありません」と言いつつ、種別はスパム

種別: すぱむ目的
名前: 株式会社ミ***(Y 氏)
内容: 【事業譲渡案件】領域TOPの売上/****のEC販売事業。…(中略)…ご関心をお持ちいただけましたら、…(中略)…概要書を送付させていただきます。

実録4相互リンクの提案(中身は自動送信のテンプレ)

種別: すぱむ目的
名前: T**** (Z氏)
内容: 営業ではありません。相互リンクのご相談です。…(中略)…当メディアへの【相互リンク】の件でご連絡させていただきました。いっさい営業や勧誘の内容ではございません!

実録5人材紹介の「完全成果報酬型」キャンペーン

種別: すぱむ目的
名前: 株式会社エ***(A 氏)
内容: ★完全成果型★新卒送客サービスのご案内。…(中略)…全国の学生集客に強い人材関連会社とのアライアンスにより構築した優秀な現役大学生10万名以上のネットワークから…(中略)…ご興味がありましたら是非、お問合せください。

考察:なぜ彼らは自ら「スパム」を自白するのか?

これらの共通点は、「送信内容と選択項目の整合性を全く確認していない」という点です。

多くの自動送信ツールは、フォームにある入力項目を機械的に埋めて「送信ボタン」を押すことだけを目的としています。
そのため、リストの最後にある「すぱむ目的」という、人間なら絶対に選ばない選択肢であっても、ツールにとっては「空欄を埋めるための単なる値」でしかないのです。
おそらく、通常のフォームで「送信目的」や「用件」など、選択肢になっていれば、最後の項目は「その他」なのではないでしょうか。
そこで、一種の気遣い「THE おじゃまにならないよう」で、最後であろうはずの「その他」を選んだ(ロボットが勝手にかも)結果、弊社のフォームでは

「すぱむ目的」

になっていた。ということなのだと思います。(要するに罠にハマったということです)

「効率化」や「成約率アップ」を謳う営業メールが、自ら「すぱむ目的」というラベルを貼って届く。これこそが、現代の自動営業ツールの限界と滑稽さを物語っています。

あ、それなら「すぱむ投稿」って入っていたらそもそも捨てればいいじゃん。そうしよう(笑)そんな自己申告してきている人たちに容赦する必要はありません。
捨てよう!捨てよう! それがいい。 そんな機能も盛り込もうと思います(笑)

…という感じで GTI Forms 鋭意開発中です。


ITの「落とし穴」は、プロの目で見れば回避できる

今回ご紹介したような、ツールの設定ミスやちぐはぐな営業メール。これらを一つひとつ確認して、「これ、返信したほうがいいのかな?」と悩む時間は、経営者にとって最ももったいない時間です。

「ITのことはよくわからないけれど、便利に使いたい」
「無駄な営業メールに振り回されず、本業に集中したい」

そんな悩みを抱える中小企業の皆さまをサポートするために、2026年7月より新たなWeb支援サービス「ウェブサポーターズ(wpl.jp)」をスタートします。

難しい技術の話を押し付けるのではなく、今回のような「ITの滑稽な裏側」も含めて、皆さまのWeb運用を等身大で支えるパートナーを目指します。
GTI Formsのような「かゆいところに手が届く」ツールも、このサービスを通じてどんどん提供していく予定です。ご期待ください!

ワンポイントアドバイス! : 用件みたいな選択肢を作って、そこの選択肢の最後は「その他」ではなく「すぱむ目的」にしてみてください。
一瞬で「中を見なくても良いお問い合わせ」になるので効率よく捨てられますよ!!

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