勉強しよ〜
先日、お友達(・・・のはず!?)の永野さんのブログ記事を読んで思うことがあったので自分のポリシーをまとめておく意味でも書いておきたい。

永野さんのブログ記事はこちら

仕事をとるにはハッタリも必要

100%嘘では困りますよ。
でも、時には「嘘も方便」ってことあると思います。

たとえば、「こういうのできますか?」っていう質問に対して、実績はないし今できる確証はないんだけど・・・
「できます!」 とほぼ即答。

嘘じゃないんです。確証がないだけなんです。

それと、こういう風にハッタリをかますのはクライアントさんとの会話のときだけです。

プログラマーという職業柄、これが「プロジェクトマネージャークラス」の方から言われた際は
「できません」っていうときもありますw
だって、「できます!」って即答するほどの確証ないんですよ。職場内では「背景」や「条件」を説明します。

「できる」けど、条件がこれこれあります・・・

ただ単に「できない奴」ではないアピールはしておきます。

自分が「プロジェクトマネージャー」クラスの場合は「できますけど、お金かかります」ってちゃんと言います。

一人で会社やってるのでずっとプロマネのようなものです。
いつも「できますけど、このくらい増額になりますけどよろしいでしょうか?」と腹割ってお話しするようにしています。
あとで自分の首絞めたくないですからね。

最初の「できます!」即答は仕事をとれるかどうかの場合。
最後の「できますけど〜」は取れる前提でのお見積もり交渉の場合。

あまり書きたくない内容になってきたのでこの辺で本題に戻ります。

要は「できない」って言ってばかりいたら仕事上の成長がないんですよね。
成長がなければ技術者としては致命的です。今の仕事があるところまで続けるしかない。
なくなってふと周りをみたらついていけない・・・っていうんじゃおしまいです。

じゃあ、やったことがない仕事の場合どうするか

やったことはないけど、この方のためなら一肌ぬぎたいってときがあります。

そういう時は「ちょっと今回勉強させていただくつもりでお受けします。」と言います。

でも困ったことがあります。
「勉強させていただく」ってことは勉強する時間が必要です。
で、その時間分多くお見積もりに入れるかっていうと・・・・そんなことはできません。

むしろ、今回は勉強させていただくので安い金額でないと申し訳ありません。

たとえば私がそこでその勉強しなければいけない分野のエキスパートに仕事を外注したとすれば「勉強時間」は不要です。
エキスパートの外注さんが信頼できる方だったら看板にかかげちゃいます。
自分がやらなくちゃいけない・やるべきな仕事の場合にこういうことになります。

いまだに年に2回くらいこういうのあります。

で、結局通常より時間がかかってなんとか納品してひと段落つきます。

でも、次からは2回目以上、少なくとも「やったことがあります」っていうわけです。
素晴らしいです。

こういう風にして技術者は成長していくんですなぁ。

自分から勉強する人でないとIT技術者は向いてない

上記のように「はじめて」のことに対して「仕事をとってくる人」は苦労してとってきます。
もちろん、「いつもの仕事」でも継続してお仕事をいただく苦労は並大抵ではありません。

ときには「ハッタリ」もこいちゃってることでしょう。

でも、それを作る際に技術者は技術者なりの「できない」「できる」理由を並べます。

そんなことどうでもいいんです。「納品」しないとお金入ってこないんです、経営者目線ではそう思います。
できないのなら努力するしかないんです。
経営者はそんな技術者の「勉強時間」にもお金払ってます。

技術者はきちんと良いもの作りましょう!

そして、普段から「勉強」しておきましょう。

普段から「勉強」している人は勘が働きます。

「ああ、こういうことだったら、アレをああしてこうするとこうなるから、その上で前にやったパターンを使えばいいんじゃん!」

って。

IT技術者に好きでなった方はそれができています。
そうでない方だとほんと困る・・・。

原価意識を持った社員が会社を救います。これほんとw

そういう方募集中w

やっぱり経営するって茨の道

最初の永野さんの記事、「フリーランスは茨の道」でしたが、経営者みなさんそうですよね。
社長さんやってる友達も多いので聞くと大抵「原価意識を持って欲しい」という悩みが多いです。

私の場合はそれがないとそもそも生活が成り立たないのでどうしようもないことなんですがね。

雇われて給与が時給であれ月給であれ決まっているとそういう意識薄くなっちゃいますね。
限られた時間で効率よく仕事を終わらせてくれると「残業代」と違って気持ち良くお給料が上げられるってもんです。
「原価意識を持ってやってくれたら給料あげられるのに」っていう社長さんも多いので是非頑張って欲しいところです。

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